気ままなひとり暮らし・おぼえ書き

シンプルな暮らし、心身の健康を目指すアラフィフ女性向け雑記ブログです

エクオールでは補いきれない。女性ホルモンサプリの盲点

f:id:kimamanastyle:20220213164315j:image

女性ホルモンの減少を感じると気になりだすのがエクオール。40代に入った頃から、私の周辺でもエクオールを話題にする人が増えました。

 

 

エクオールとは?

エクオールは大豆イソフラボンから作られる成分。

女性ホルモン「エストロゲン」とよく似た化学構造を持つため、エクオールはエストロゲンと似た働きをするとされています。

しかも、エストロゲンが美肌ホルモンと呼ばれているとなれば、今すぐにでもエクオールを摂取したくなります。

ですが、女性ホルモンはエストロゲンだけではありませんよね。

女性ホルモンは2つある

女性ホルモンは、

  • エストロゲン
  • プロゲステロン

2つのホルモンから成り立っています。

エストロゲン(卵胞ホルモン)

子宮内膜を厚くし、妊娠に備えるホルモン。

  • 女性らしい体型(丸みのあるボディライン、バスト等)を作る
  • 皮膚や粘膜の潤い、髪の健康を促す
  • 骨や血管、関節の健康を保つ、など

プロゲステロン(黄体ホルモン)

厚くなった子宮内膜を柔らかく保ち、妊娠に備えるホルモン。

  • 水分を身体にため込む
  • 食欲が増える
  • 体温を上げる、など

f:id:kimamanastyle:20220213164754j:image

2つの女性ホルモンの分泌、増減が女性の健康には大きく関わっています。

女性ホルモンの分泌量がバランス良く波を描くことで、女性の健康は成り立ちます。

歳を取ればプロゲステロンも減少する

更年期の話題になると、エストロゲンの減少ばかりが取り上げられ、サプリメントもエストロゲンを補うものがほとんどです。

しかし、歳を取れば同じようにプロゲステロンも減少するのだそうです。

プロゲステロンも減少しているのに、エストロゲンばかり補給する

というのは、少し気になりませんか?

エストロゲンが優勢になると……

エストロゲンは、不足しても過剰になっても体調不良を招くそうです。

  • 子宮系トラブル
  • 月経トラブル

他にも代謝や精神面などに影響が出てくるのだとか。

たしかに「ホルモン補充療法」では、エストロゲン過剰にならないように、プロゲステロンも補充していますね。

また、エストロゲンに気を取られて、プロゲステロンの不足に気づかないままなら、それも問題です。

女性ホルモンの分泌量やバランスは人それぞれ。

更年期の不調が出た場合、すぐエクオールに飛び付かず、婦人科で検査をしてから摂取した方が安心なのではないでしょうか。

健康食品のエクオールサプリメント

薬とは違い、サプリメントは健康食品です。

エクオールのサプリメントの摂取量も納豆や豆腐の代わりに補う程度。必要以上に怖がる必要はもちろんありません。

f:id:kimamanastyle:20220213164427j:image

その代わり治療ではないので、長く継続して摂取しないと効果を感じられないかもしれません。

エクオールで関節痛が和らいだ知人

40歳を過ぎた頃から身体の関節が痛み、腫れ出した知人がいます。

病院で痛み止めを打つ日々を送っていたのですが、ある時、エクオールが目に止まったそうです。エストロゲン不足から関節が痛むケースを知り、ダメ元で摂取し始めたところ、痛みが引いたのだとか。

和らいだのは、エクオールを飲み始めてから1年後。他にすがるものがなかったためひたすら飲み続け、結果が1年後にようやく出たそうです。

しかも、エクオールの摂取をサボると、また症状が復活するのだとか。

気長に続けることが大事ですね。エストロゲンの減少には、エクオールの存在はたしかに心強いです。

自分のホルモンバランスと向き合えば強い味方エクオール

サプリメントは健康食品です。過剰摂取しなければ、エクオールも女性ホルモンの補助にきっと一役買ってくれます。

f:id:kimamanastyle:20220213164338j:image

ですが、自分のエストロゲンが不足しているのかわからない、ホルモンバランスがわからないままエクオールを摂るのは、安全だとしても避けた方が良いのではないでしょうか。

できれば婦人科で女性ホルモン検査をして、自分のホルモンバランスを知った上で利用するのが安全だと思います。

kimamastyle.com