
布ナプキンを数年前まで使っていました。
優しい肌触りで、肌トラブルからも解放されました。
何度も使えるので、お財布に優しい。
可愛いデザインもたくさん。
メリットも多かった布ナプキンですが、管理が難しく断念……。
そんな折、布ナプキン、紙ナプキン両方の良い部分を利用した商品があることを知りました。
【使い捨て】布ナプキン「フリーナ」です。

布ナプキンの管理に挫折
各所で話題に上がる布ナプキン。肌触りが良いので、私も一時期重宝していました。
紙ナプキンの成分にかぶれた過去
市販されている紙ナプキンの原材料は石油化学製品です。
デリケートゾーンに触れる部分にも、塩素系漂白剤で漂白されたポリエステルやポリプロピレンなどが使用されています。
石油化学製品自体は衣料品やペットボトルなどにも使用されていて、もちろん不安になる必要はありません。
ですが、長い時間肌に密着するので、肌が弱いとどうしてもかぶれる心配があります。実際、私は肌トラブルに見舞われていました。
布ナプキンの肌触りに感動

布ナプキンに変えてから、下着のみと変わらない感覚で生理中も過ごせるようになりました。もちろん多少はムレます。ですが、明らかに不快感から来るストレスは軽減したんです。
布ナプキンの保管・洗濯に挫折
ところがこの布ナプキン。肌には優しいのですが、管理がとても面倒。
一日中自宅にいる人なら、布ナプキンは試してみる価値ありです。
が、通勤しながら利用するのは正直キツいです。
リアルな布ナプキン苦労話(通勤編)
1.布ナプキンは、吸収剤の高分子吸水ポリマー不使用です。要するに、布ナプキンは経血の吸収率が低いです。
外出中は経血漏れを起こさないように、常に布ナプキンを気にかけなければなりません。
高分子吸水ポリマーの経皮毒説は不明瞭な点が多く、都市伝説のようになっているので、こちらの話題はひかえさせていただきます。
2.布ナプキンは捨てません。なので、防臭袋などに使用済みの布ナプキンを入れて、帰宅するまで保管しておきます。
防臭機能付きの袋に入れていたとしても、臭い漏れが気になってソワソワします。
3.使用済み布ナプキンを袋に密封し、終業まで放置するので、衛生面が少し心配です。
そして、その長時間密封した袋を帰宅してから開封……。経血を吸ってだいぶ時間が経過した布ナプキンとご対面です。視覚・聴覚ともに「うわっ!」となります。
まだあります。
4.帰宅後、仕事で疲れているのに布ナプキンを洗わなければなりません。
使用した布ナプキン達を洗って、やっと1日が終わるのです。経血のあとがなかなか綺麗に落ちなかったりしますので、時間も取られます。
これができるなら、布ナプキン生活を続けられると思います。
どうでしょうか。
私は無理でした。
人と環境には優しいけれど、限界がある
布ナプキンは肌への負担を減らし、ゴミを出さない。たしかに人にも環境にも経済的にも優しいナプキンです。でも、そのために自分のストレスをためるのは違うと思いました。
肌に優しい使い捨てナプキンもある

たくさんはありませんが、今はオーガニックコットン100%の使い捨てナプキンも売られています。
私もこちらを愛用しています。
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素材がコットン100%なので安心して使えます。使用後の後始末も「捨てるだけ」なので、本当に楽になりました。
ところが、オーガニックコットンナプキンも当然ノンポリマー。
これもまた要するに経血の吸収率が低いのです。オーガニックコットンのナプキンに変えても、経血漏れの心配から逃れることはできません。
こまめにナプキンを取り替えることになり、コスパ面での不安も出てきます。
布ナプキン・紙ナプキンの利点をいいとこ取り【使い捨て】布ナプキン
経血量が気になる日は、高分子ポリマーのお世話になった方が安心です。
ですが、一度布ナプキンやオーガニックコットンナプキンの感触を知ってしまうと、石油化学製品製の紙ナプキンの使用をためらってしまいます。
そんなためらいを払拭してくれたのが使い捨て布ナプキン「フリーナ」でした。
ふわふわの薄いコットンのシートです。
使い方は、シートをナプキンの上に貼るだけ。
紙ナプキンにポリエステルなどが使われていても、フリーナをその上に貼れば直接デリケートゾーンに当たることはありません。しかも肌触りが布ナプキンと同様になるんです。
肌触りが良い上に経血漏れの不安から解放されます。
使用後はもちろん使い捨てナプキンと一緒に捨てることができます。帰宅するまで使用済みナプキンを持ち歩く必要はありません。
使い捨て布ナプキンの使い道さまざま
使い捨て布ナプキン「フリーナ」は、紙ナプキンに貼る以外にも使い道があります。
- おりものシートの代用
- 布ナプキン・吸水ショーツに貼って洗濯物を楽に
- 月経カップ・タンポンの補助
フリーナをうまく利用すれば、生理期間のストレスを軽減できるはずです。
使い捨て布ナプキン「フリーナ」のここだけは気をつけよう
フリーナを使えば生理中のストレスからほぼ解放されるのですが、少し惜しいところを挙げておきます。
サイズがひとつしかない
普通の日用は問題ないのですが、多い日、夜用サイズがないんです。フリーナを2枚つなげて対処するしかありません。多い日こそフリーナに活躍してほしいのですが……。
フリーナのテープなしタイプはよれる
フリーナのテープなしタイプはとても安いのですが、テープでフリーナを固定できません。そのまま使用すると、ナプキンの上でよれます。使う意味がなくなります。下手をするとトイレにポロッと落ちます。
私は落としました。

フリーナを両面テープなどでナプキンに貼り付けての使用が推奨されています。
どのナプキンも使い方次第
紙ナプキンは経血の吸収力は断トツだけど、素材に不安あり。
布ナプキンは肌に優しいけど管理が大変。
オーガニックコットンナプキンは使い捨てできて肌にも優しいけど、経血漏れの不安あり。
それぞれのナプキンにメリット・デメリットがあります。
ナプキンを使い分けてみる
たとえば、休日は布ナプキンで過ごす。経血量が多い日は高分子ポリマー使用のナプキンにフリーナを貼る。経血量が減ったらオーガニックコットンナプキンを使う。
など、使い分けてみるのもいいかもしれません。
使い捨て布ナプキン「フリーナ」があると、生理中の過ごし方の選択肢が広がります。1セット持っておくと気持ちが軽くなりますよ。
エアリーピンクタイプのフリーナがとても可愛くておすすめです。
