
皇居東御苑。
手入れの行き届いた美しい庭園であり、日本屈指のパワースポットとしても知られています。
そのためか、東御苑で人気となっているお土産が「牛革の長財布」。
私もお花見がてらこの長財布を購入しようと試みたのですが、見事惨敗しました。
皇居の財布とは
皇居東御苑で「皇居参観記念みやげ」として販売されている牛革のお財布です。
種類は、長財布・高級長財布・小銭入れなど。
がま口財布の販売は終了してしまったようですね。
可愛らしいデザインだったので残念です。
皇居長財布の魅力
皇居のお財布は国産の牛革を使用、そして職人さんの丁寧な手作りです。
素材と品質が抜群なのに、1,500円(長財布)と低価格。

しかも、カラーバリエーションに富んでいて、金銀、白黒、原色、パステルカラーとさまざまな色が展開されています。
やはり金運絡みで金色、黄色のお財布は人気のようですね。
可愛らしい色がたくさんあるので、女性にも大人気なんです。
黒やえんじ色の長財布がほしい場合は、1,000円プラスして、2,500円の高級長財布がおすすめです。
皇居の長財布がほしかった理由
以前、このような記事を書きました。
kimamastyle.com
たしかに金運財布としての効果があれば嬉しいですが、それ以上に皇居のお財布のシンプルさに惹かれました。
皇居の長財布、薄型であまりお札や小銭が入らないんです。
ですが、現金を使わなくなってきているので、皇居の長財布のマイナスポイントが逆にプラスになりつつあります。
むしろこのスマートさが必要です。
しかも1,500円……。
「サブ財布として手に入れたいな」と、以前から考えていました。
皇居の長財布はどこで買える?
皇居東御苑の売店(大手仮休憩所・本丸休憩所)で購入ができます。
大手門から入園するなら、入ってすぐ左に大手仮休憩所があります。
他にも、
などで購入できるようです。
皇居外苑では違うタイプのお財布が販売されているようなので(外苑のサイト参照)、長財布がほしい場合は、東御苑に行くのが確実ですね。
だがしかし、必ず長財布が買えるとは限らない
4月の初めに、意気揚々と東御苑に行ってまいりました。
お花見をしながら東御苑の各売店にも立ち寄りました。
しかし、お目当ての長財布は「黒」と「シルバー」のみの販売。
店頭に並ぶお財布のカラーバリエーションは日によって違います。
『店員さんに在庫を確認すると、他のカラーの長財布を出してくれる』という情報もありますが、それはたぶん品揃えが多い日ですね。
私も店員さんに在庫をお聞きしたところ、店頭に並ぶ黒とシルバー二色のみの販売、他の色は売り切れてしまった、とのことでした。
私はミントブルーの長財布を狙っていたので、買うことはできませんでした。
シルバーは人気色なので少し悩みましたが、やっぱり好みの色の長財布を使いたいので断念。
皇居の長財布が買えなかったのは……
- コロナ禍の影響で皇居のお土産の生産数が減っている
- お花見シーズンで観光客が激増した
- 運!
という感じでしょうか。
2021年、コロナ禍の売り上げ減少に伴い、宮内庁生協の売店が閉店しました。
お財布の生産数が減っていてもおかしくありませんし、中には生産中止になったお土産もあります。
購入できるだけありがたいのかもしれません。
また、観光客が激増するお花見シーズン直後に行ったのもいけませんでした。(お花見するには最高でした)
運試しとして楽しむしかない
そして運。
なにより運です。
私より数日前に東御苑に行かれた方が、好みのカラーの長財布を買えているので、とにかくタイミングですね。
観光のついでに、「好みのお財布が買えたらラッキー!」くらいの気構えで売店に立ち寄るのが良いかもしれません。
転売絶対ダメ。東御苑で直接お財布を買おう
皇居の長財布。人気商品なだけあって、高値で転売されています。
ですが、皇居のお土産は私達国民が気軽に買い求められるように「あえて低価格」で提供されています。
営利を目的としていません。
開運を売りにして、ご厚意による低価格を悪用した「転売財布」に良い気は宿るでしょうか。
皇居の長財布がほしいなら、直接東御苑(入園無料)に行って、観光もぜひ楽しみましょう。
皇居東御苑は強力なパワースポット!?
お財布に金運を求めるなら、それこそ東御苑へ行くのがおすすめです。
皇居、かつての江戸城は、風水的に「龍穴」となるように設計されていました。
龍穴(竜穴)…風水で、竜脈に沿って山脈を流れる気が集中する場所。
繁栄をもたらす吉祥の地とされ、都市・寺社・家屋などが建設された。
引用元:デジタル大辞泉
皇居(江戸城)の場合は、富士山と秩父山系からエネルギーが注がれているそうです。
東御苑でエネルギーが強いとされている場所は、江戸城本丸天守閣跡地(天守台)。
二の丸庭園(特に井戸)とおっしゃる方達もいますね。
二の丸庭園の方は恋愛運に効果があると言われていますが、果たして……。
jin-power.com
現在も皇居に入ると悪い気が払われると言われています。
自身で東御苑に行く方が、きっと開運につながりますよ。
信じるか信じないかはあなた次第のパワースポット話でした。
東御苑の自然に癒される
私が行ったときは桜が満開(ちょい過ぎ)の頃でした。

手入れの行き届いた美しい庭園と綺麗な花々を堪能してきました。
季節ごとの植物、虫や鳥達を見たり、広い芝生でくつろいだりしていると、メンタルが癒されること間違いなしです。
とにかく広いので、1日使ってのんびり散策するのがおすすめです。

宮内庁のサイトに、東御苑の花の開花状況、自然・生き物情報などがアップされています。
観光前にぜひ調べてみてください。
歴史跡に思いを馳せる
皇居はかつて江戸城があった場所です。
各所に歴史の名残があります。
桜田門、松の廊下、番所など、時代劇でよく見る場所を実際に見学することができます。
残念ながら、江戸城の天守閣(寛永期のもの)は、1657年の「明暦の大火」により焼失。
パワースポットとして先述した天守台のみが残されています。

消失した天守閣復興のため、天守台までは再建されましたが、城下町の復興を優先し、天守閣再建には待ったがかかったのだそう。
以後200年以上、江戸城には天守閣がなかったそうです。
敷地、天守閣の規模ともに、江戸城は他のお城と比べても規格外の広さ、大きさだったようですね。

1/30スケールの模型となりますが、東御苑の本丸休憩所「増築棟」で寛永期の天守閣を見ることができます。
東御苑だけでも目眩を起こしそうな広さで、これで天守閣が残っていたら……と、つい考えてしまいますが、天守閣をあえて作らなかった江戸幕府だからこそ、天守焼失から200年以上も続いたのかもしれません。
見どころたくさんです。皇居東御苑

青葉が茂る頃にまた皇居東御苑に行く予定です。
季節の折々に行ってみたくなる場所ですね。
観光の際には、また売店に立ち寄りたいと思います。
いつかミントブルーのお財布を手に入れて、ここに画像を上げられれば良いのですが……!
皇居東御苑
入園料 : 無料(手荷物検査あり)
休園日 : 月曜日・金曜日
公開時間 : 午前9時〜(時期によって閉園時間が異なります)
www.kunaicho.go.jp
※詳しくは、宮内庁のサイトをご参照ください。
※入ってすぐに売店がある大手門からの入園がおすすめです。