気ままなひとり暮らし・おぼえ書き

シンプルな暮らし、心身の健康を目指すアラフィフ女性向け雑記ブログです

締めつけない、触り心地抜群。昔ながらのももひき

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歳を取るたび、寒さに弱くなっています。スカートやパンツ(ズボン)の隙間から侵入してくる冷気には本当に弱くなりました。

そんな私の肌寒さを締めつけずに和らげてくれたのが、昔の言葉で言うところの「ももひき」でした。

今は「スラックス」「インナーボトム」とも言われていますね。

 

 

締めつけないインナーを探して難民になる

私は身体を締めつける衣服が苦手で、普段はデニム、シガレット、ワイドパンツあたりをゆったりと履いています。

そのため、夏は涼しくて快適でした……が、その「ゆったり」空間に、冬は冷気が入り込んできます。自転車に乗ろうものなら、冷気と冷えたパンツが肌に張りついて、体感温度マイナス3℃です。(※個人の感想です)凍えてしまいます。

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ここ近年はその冷たさに耐えられず、レギンスやタイツをパンツの下に履くようになっていました。

ところが、今度はレギンスやタイツの締めつけがストレスになってしまったんです。

肌着に締め付けられるストレス

たしかに冷気から下半身を守ってくれるのですが、伸縮性が強い分、生地が身体にピチッとはりつきます。

足を引き締めたい。見栄えを良くしたい。そういう場合には、タイツはとても心強いアイテムです。でも、下半身を温めたいだけの私は、動くたび、着替えるたびに窮屈だったのです。

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ゆったりめの締めつけないインナーがあってもいいと思うのですが、今の流行りは逆の「強い着圧」。なかなか思うようなインナーが見つかりませんでした。

そんなインナー難民を救ってくれたのが、祖母から送られて来た古の?フットウェア「ももひき」です。

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「いや、おばあちゃん!これババ臭すぎて履けないから!!」と初めは心の中でツッコミまくりました。そして「こんなの履けない!」と、しばらく放置。

ももひきの締めつけない、ホワホワ優しい感触に癒される

ある猛吹雪の夜、ルームウェアの下にもう一つ、どうしても何かを履きたくなりました。

でも締めつけるインナーはストレスになるし、身につけたくない。

そこでやむなく引き出しからももひきを取り出して履いてみました。

衝撃でした。

スルッと履けて締めつけない。裏起毛なのでもちろん温かいし、ホワホワッと優しい肌触りです。

たしかにババ臭さは否めないものの、ももひきの温かさ、快適さ、気持ちよさにとても感心しました。

おばあちゃん、ありがとう。

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初めはルームウェアの下に履いて過ごすだけでしたが、しばらくすると「別に外から見えないし、パンツの下に履いて出かけても大丈夫じゃない?」と思うようになり、外出時も着用するように。

楽な着脱、ホワホワの肌触りに仕事中も癒される

職場でもこっそり履いています。

以前は、トイレでレギンスやタイツの着脱をギュウギュウとやっていましたが、今はスルッ!です。

ずっと脚は温かく、肌にももひきが触れるたびにホワホワッと優しい感触がします。

気持ちよさに小さな幸福感が止まりません。

大袈裟じゃなく、幸福感が底上げされます。

肌に触れるものにこだわる大切さを改めて思い知りました。

ストレスにさらされる社会で、小さな幸福感が続くってとても大切なことだと思います。

締めつけるフットウェアが苦手な方は、一度昔ながらのももひきを試してみてください。

おすすめは裏起毛のホワホワももひき

今はピチッと肌に張り付くインナーが主流のようで、昔ながらのももひき(インナーボトム)を見かける機会が減りました。

しまむらやスーパーの衣料品売り場に立ち寄った際、ぜひ下着コーナーをのぞいてみてください。

肌が弱くなければ、材質にこだわることはないと思います。

ただ冬場は「厚地」「裏起毛」のフワフワももひきをぜひ選んでください。裏起毛が心地よさの決め手です。

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私が先日しまむらで購入した2枚組のももひき(とシンサレートの帽子)です。ゆったり履きたいので、大きめのLLサイズを買いました。2つ買って2,000円弱。

※シンサレート(高機能中綿素材)。

帽子をかぶると、体感温度が2℃上がるそうです。こちらも防寒対策のご参考に。

しまむらで買ったももひきもホワッホワです。もはや綿(わた)です。着用前のももひきを拡大して撮影してみました。

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ホワホワ感、伝わってほしい……。

ももひきに限らず、あえて伸縮性が低く、締めつけないインナーをぜひひとつ手に入れてみてください。

自分でも気づかない小さなストレスからきっと解放してくれます。

締めつけない、ふっくら優しい肌触りのレギンスもありますね。

見せる、見せないを使い分ける

もちろん「レギンスやタイツはもう履かない!」というわけではありません。

足を魅せたい方にとっては必須アイテムですし、場面によっては欠かせないフットウェアです。

伸縮性の強いレギンスやタイツもずっと活用していきます。

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足を「見せる」「見せない」をうまく切り替えながら、「見せない」ときはゆったりホワホワのももひきで心地よく過ごしています。

シルク製がお肌にも良く、とても心地良いそうで惹かれています。

もう少し暖かくなったら、薄手のサラッとした肌着にシフトチェンジ予定です。